日本では3年連続国内売り上げNo.1の座にあるトレンドマイクロの「ウィルスバスター」を安く買ってみた米マイクロソフトMicrosoft、次期「Office Web Apps」のプレビュー版を公開

2012年07月23日

Office2013の特徴は?

Q. 仕事に欠かせない「Microsoft Office」。次期バージョンの注目点を教えてください。

A. 「Office 2013」の注目点は2つ。インターフェース変更とクラウドへの対応です。Windows 8やタブレット端末と親和性のある操作画面となり、標準のファイル保存先も、HDDからオンラインストレージに変わります。

 書類や資料の作成に使っている「Microsoft Office」(以下、Office)シリーズ。Officeを開発・販売する日本マイクロソフトから、次期バージョンとなる「Office 2013」のカスタマープレビュー版が公開されました。Windows 7、もしくはWindows 8のプレビュー版を導入したパソコンなら、無料で次期Officeを試用できます(有効期間内)。

 現行のOffice 2010では、ホーム&ビジネスやパーソナル版など、複数のバージョンを用意するマイクロソフト。Office 2013においても、複数のバーションが用意される予定です。発売時期は明らかにされていませんが、定番ソフトのアップデートということで、注目されている方が多いでしょう。そこで今回は、カスタマープレビュー版で明らかになった、次期Officeの注目点を紹介していきます。

■トレンドを踏まえて開発された次期バージョン
 マイクロソフトはOffice 2013の進化点として、「デバイス」「クラウド」「ソーシャル」という3つを挙げています。近頃はパソコンやスマートフォン、タブレットなど、一人で複数の端末を扱うようになりました。Officeとしても、こうした作業環境の変化に対応することが急務となったわけです。

 特に次期OS「Windows 8」では、タブレット端末(Windows RT)の共通のインターフェースを採用します。当然ながらOffice 2013も、Widows 8(RT)と共通の操作画面へと変更。定番のWordやExcel、Power Pointなどをタッチ操作で作業できるように改良しています。

■クラウド上にファイルを保存
 また、複数の端末で作業を進める場合、作成した文書ファイルを端末間で共有する仕組みが必要です。今までのように、作成したファイルをパソコンの内蔵HDDに保存すれば、ほかのパソコンやタブレット端末からファイルを呼び出すことはできません。そこでOffice 2013は、標準のファイル保存先としてクラウド、いわゆるオンラインストレージ(SkyDrive)を選ぶようになっています。

 保存先を内蔵HDD内に変更することも可能ですが、クラウド上に保存しておけば、ほかのパソコンやタブレット端末用のアプリ、またはブラウザーを使って作成した文書ファイルにアクセスできます。クラウド上に保存していくことで、作成したファイルをUSBメモリーに入れて持ち歩いたり、メールを使って自分宛に送る……という操作は不要になります。

■定番アプリの進化点は
 続いて、各ソフトの新機能をみていきます。まずはユーザー環境の同期。「Microsoftアカウント」(Windows Live ID)でログインすると、複数の端末間で、設定などを同期できるようになりました。

 続いてWord 2013。操作画面はこれまでと同じ「リボン」スタイルですが、タブレット用にボタンを大きくした「タッチモード」が加わりました。また、タブレット端末での操作を想定した閲覧モードも用意。電子書籍を読む時のように、作成した文書をタッチ操作で快適に閲覧できます。さらにPDFファイルの編集機能も追加。文書内にYouTubeの動画ファイルを挿入することも可能です。
 
 このほか、Excel 2013はグラフの作成、書式の変更ができる「クイック分析レンズ」機能を追加。入力したデータを選択後、専用メニューを呼び出してグラフなどの作成作業へと移れます。このようにインターフェースをはじめ、タブレット端末やクラウドへの対応をとった次期Office。10月26日に発売されるWindows 8に続き、パソコンユーザーの注目が集まりそうです.

Microsoft Office 2010 Professional Plus 32bitMicrosoft Office 2010 Professional Plus 64bitMicrosoft Office 2010 standard 32bitMicrosoft Office 2010 standard 64bit

windows8office2010 at 13:35│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
日本では3年連続国内売り上げNo.1の座にあるトレンドマイクロの「ウィルスバスター」を安く買ってみた米マイクロソフトMicrosoft、次期「Office Web Apps」のプレビュー版を公開