2014年09月20日
Outlookで自動改行の文字数を「132」文字より大きくする方法
Microsoft Outlookでは、送信メールで自動的に改行されます。
この改行文字数はデフォルトだと「76」文字になっています。
この文字数を変更するには、
Outlook 2007 またはそれ以前のバージョンの Outlook の場合:
[ツール]->[オプション]->[メール形式]タブ->[インターネットメール形式]を開き、「自動的に文字列を折り返す」で文字数を設定します。
Outlook 2010 / 2013の場合:
[ファイル] タブ->[オプション]->[メール]->[メッセージ形式]セクションの「指定の文字数で自動的に文字列を折り返す」で文字数を設定します。
で、この文字数、、、最大で「132」文字。
「132」文字って足りないでしょ。URLとか、自動的に改行されて、アクセスできなくなる。
# で、書いたのは短縮URLシステム「YOURLS」インストールメモですが…。
この「132」文字制限ですが、レジストリを変更することにより、ほぼ無制限に変更できます。
警告 : レジストリ エディタの使い方を誤ると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリ エディタの誤用により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリ エディタは、自己の責任においてご使用ください。
これはMicrosoft サポートページより引用ですが、私はもっと責任とれないです。
設定を変更する。
[スタート]ボタン->ファイル名を指定して実行->名前に「regedit」と入れて[OK]をクリックします。
下記の場所に移動します。
Outlook 2007の場合:HKEY_Current_User\Software\Microsoft\Office\11.0\Common\MailSettings
Outlook 2010の場合:HKEY_Current_User\Software\Microsoft\Office\14.0\Common\MailSettings
Outlook 2013の場合:HKEY_Current_User\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\MailSettings
「PlainWrapLen」をダブルクリックで開きます。
※「自動的に文字列を折り返す」の文字数を一度も変更していない場合、「PlainWrapLen」は存在しないようです。
「表記」が16進数になっているので、10進数を選択します。
値のデータに設定したい文字数を入力します。
[OK]をクリックして値の編集画面を閉じ、レジストリエディターも閉じます。
Outlook上での設定を確認する。
Outlookを起動します。
[ツール]->[オプション]->[メール形式]タブ->[インターネットメール形式]を開き、「自動的に文字列を折り返す」の値を確認します。
ちなみに、ここの画面で、▲▼で値を変更してしまうと、やはり132文字より大きい値にはできません。
本当なのか疑ってみる(動作確認)。
さて、本当に改行されないのでしょうか?
長いURLといえば「Google検索」なので試してみます。
メール送信ウィンドウでながーいURLを貼り付けて送信する。
通常だと132文字目で改行されてしまう。
送信前はリンク設定されているのに、ほんと困る。