PDF変換

2015年03月02日

Adobe Readerだけでできる、PDFへのテキスト記入方法

最近は申込書などの書類が、PDFで提供されることも増えてきた。ホームページからダウンロードして印刷し、そこに必要事項を記入した上で提出するというやり方だ。

そのままキーボードから文字入力が可能。ドラッグして位置を調整できるほか、文字パレットでフォントの種類やサイズ、色も自由に変更できる

もっとも、記入した書類をメールに添付して提出する場合、スキャナなどを使ってふたたびPDF化しなくてはならないわけで、二度手間になってしまう。また、紙のまま提出する場合でも、氏名や住所、電話番号などの定型句の記入を画面上でコピペで済ませられれば、誤記も少なくなる上、読む人にとっても文字が判読しやすくなる。いずれの場合も、PDFに画面上でそのまま記入できれば、それに越したことはないのは明らかだ。

 こうした「PDFへのテキストの記入」は、Adobe Acrobatなどの編集ソフトがなくとも、Adobe Readerだけで最低限の作業は行える。方法は簡単で、PDFを開いた状態で画面右上の「入力と署名」をクリックし、その中にある「テキストを追加」を選択。画面上に文字パレットが表示されるので、テキストを追加したい位置にカーソルを持って行きクリックすれば、テキストが入力できるようになる。

 このテキスト入力は、Adobe Readerの注釈機能を使って実現されている。そのため記入した内容をリスト化して表示することも可能なほか、あとからの編集も容易だ。複数項目を選択して位置を揃える機能こそ備えていないが、ドラッグ操作で移動はできるので、枠に対してテキストの位置がずれている場合は手動で微調整できる。またフォントやそのサイズ、色についてもカスタマイズが可能だ。

 手書きに比べてはるかに見栄えがよくなる上、そのままメールに添付して相手に送付するのもお手のものだが、唯一のネックは、パスワード保護で編集が制限されているPDFファイルに対しては、このテキスト注釈ツールが使えないこと。この場合は残念ながらあきらめるしかないので、素直に紙に印刷してから手書きで記入するようにしよう。

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2013年10月31日

PDFをOffice文書などに一括変換する「iSkysoft PDF Converter」が期間限定で無償

iSkysoft Studio Co., Ltdは、PDFファイルをOffice文書などに変換できる同社製ソフト「iSkysoft PDF Converter」のライセンスを、11月9日までの期間限定で無償配布するハロウィーンキャンペーンを実施している。

 「iSkysoft PDF Converter」は、通常は59.95米ドルで販売されているソフトで、複数のPDFファイルをOffice文書やEPUBファイル、HTMLファイル、画像ファイルへ一括で変換できる。EPUBファイルに変換する際は、テキストと画像をそのまま変換するほか、1ページを1枚の画像に変換してからEPUB化可能。また、表紙の画像を別途指定することもできる。

 ライセンスを無償で入手するには、キャンペーンページからFacebook・Twitter・Linkedinで同社ソフトの販売ページのURLをシェアし、メールアドレスを登録する必要がある。登録が完了すると、ライセンスキーとソフトのダウンロードリンクがメールで送られてくる仕組み。

 なお、編集部にて試用したところ、一部のメールアドレスでは正常に登録が行えなかった。登録が完了しない場合は、別のメールアドレスを使って試してみるとよいだろう。編集部では、GmailやYahoo! Japanのメールアドレスを使って登録することに成功した。

 そのほか、キャンペーンページでは同社製の動画変換ソフトやPDF編集ソフトの割り引き販売も行われている。



windows8office2010 at 16:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)