Explorer
2015年04月30日
Windows 10の新ブラウザの正式名称は「Microsoft Edge」
EdgeはモダンWeb対応を進めるブラウザであり、その核となる新しいレンダリングエンジンの名称も「Edge」である。Edgeという名称は「先進性」や「鋭さ」をイメージさせ、Windows 10においてレガシーWebサイト向けのソリューションになるInternet Explorerに対して、次世代Webブラウザという印象をユーザーに与えられる。
Edgeはコンテンツを目立たせるシンプルなデザインになっており、ノートテーキング、リーディングモード、Cortana統合といった新機能を備える。29日に始まったMicrosoftの開発者カンファレンス「Build 2015」(米サンフランシスコ)のキーノートで同社は、パーソナライズされる新しいタブページとWebベースの拡張機能のデモを披露した。
2014年08月09日
MS、旧バージョン「IE」がサポート対象外になる日程を明らかに
5年前に公開された「Internet Explorer 8」(IE8)に対するサポートは、Windowsデスクトップおよびサーバリリース向けには完全に終了する。メインストリームPCにおいてInternet Explorerは、2014年4月にサポート終了日を迎えた「Windows XP」と同じ運命を辿ることになる。Microsoftは2016年の最初の月例パッチをもって、デスクトップバージョンWindows向けIE8に対するセキュリティアップデートの提供を終了する(IE8に対するセキュリティアップデートはこの期限後も複数の埋め込みOS向けには提供が継続される予定だ)。
これは多くの人に影響を及ぼす可能性が高い。Net Applicationsによると、IE8は世界中で最も人気の高いブラウザバージョンで、デスクトップOSを搭載する全PCの20%以上にインストールされているという。それらのPCの多くは依然としてWindows XPを搭載している。
2014年7月の世界ブラウザ利用シェア(デスクトップOSのみ)
提供:Data from NetMarketShare.com
合わせて15%以上のシェアを持つ「Internet Explorer 9」(IE9)と「Internet Explorer 10」(IE10)は、それ以降のバージョンのIEをインストールできない3つの旧プラットフォームのみでサポートされる。
- IE9は「Windows Vista」(SP2以降)と「Windows Server 2008」(同様にSP2以降)でサポートされる。Windows Vistaは2017年にサポート終了日を迎える。
- IE10は「Windows Server 2012」でサポートされる唯一のバージョンだ。
したがって、「Windows 7」「Windows Server 2008 R2」「Windows Server 2012 R2」を搭載するすべてのPCおよびデバイスは、「Internet Explorer 11」(IE11)にアップグレードする必要がある(「Windows 8.1」は、デフォルトでIE11がインストールされている)。つまり、今も生き残っているWindows XPマシンを除けば、世界中で使用されているWindows PCの約98%で、IE11をインストールしておかなければ、セキュリティアップデートを継続して受け取れなくなる。
古いIEバージョンを必要とする社内アプリを今でも利用している企業に対して、Microsoftは2014年4月にリリースされた「Enterprise Mode for Internet Explorer 11」を強く勧めている。8月7日のIEブログ投稿において、5つの段落で構成される散漫な導入部を飛ばして、中盤部分に注目してほしい。
2013年11月13日
「緊急」3件を含む11月のセキュリティ情報
マイクロソフトは13日、優先度の高さを示す深刻度が緊急3件、重要5件となる11月のセキュリティ情報計8件を発表した。緊急の3件はInternet Explorer(IE)およびWindows、ActiveXコントロールにおける脆弱性に関するもので、リモートでのコード実行の恐れに対処する。
IEの更新プログラムは、Internet Explorer 11を含むInternet Explorerに存在する10件の脆弱性を解決するもの。細工されたWebページをIEで開くとリモートでコード実行されたり、利用ユーザーと同等の権限を取得されたりする恐れがある。Windowsでは、細工されたWindows Writeファイルをワードパッドで開いた場合に発生するコード実行などの恐れがある1件の脆弱性を解決する。また、ActiveXコントロールの脆弱性では、IEで細工されたWebページを開きActiveXコントロールをインスタンス化した場合、リモートでコードが実行される恐れがある。
いずれもMicrosoft Update、Windows Updateを利用して、更新プログラムを適用できる。
「緊急」のセキュリティ更新プログラムの内容は以下の3件。
・MS13-088 Internet Explorer用の累積的なセキュリティ更新プログラム
・MS13-089 Windows Graphics Device Interfaceの脆弱性により、リモートでコードが実行される
・MS13-090 ActiveX の Kill Bitの累積的なセキュリティ更新プログラム
2013年01月17日
緊急!!マイクロソフト、IE用緊急パッチ公開 - リモートでコード実行の恐れ
マイクロソフトは昨日、Internet Explorerに関する深刻度「警告」「緊急」のセキュリティ更新プログラム(MS13-008)を、1月のセキュリティ情報に追加した。細工されたWebページにアクセスした場合、リモートでコードが実行される恐れがあり、攻撃者が現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があるとする。
対象となるInternet Explorerのバージョンは、Internet Explorer 6 / 7 / 8で、Internet Explorer 9およびInternet Explorer 10は影響をうけないとする。
詳細のご確認は下記リンクより
http://technet.microsoft.com/ja-jp/security/bulletin/ms13-008
2012年10月18日
Windows 7向け「Internet Explorer 10」、11月にプレビュー公開
Internet Explorer 10は、Windows 8、Windows RT、Windows Server 2012に搭載されるMicrosoftの最新Webブラウザだ。Windows 8/RTのユーザーインターフェイスに対応し、パフォーマンスの改善やWeb標準技術のサポート強化が施されている。Microsoftはデスクトップ版をWindows 7にも提供する計画を明らかにしていたが、Windows 7向けの開発版の公開が滞っていた。
Mauceri氏は「Web開発者にとってWindows 7で動作するIE10は、Windows 8のIE10と同じ標準ベースのプラットフォームになる」としている。最終版については「開発者とユーザーからのフィードバックを収集してから」と述べるのみで、リリース時期には言及していない。