office2012
2013年03月06日
Windows8にクラシック風のスタートメニューを追加する
Windows 8ではスタートボタンが無くなったので、戸惑ってしまうでしょう。不便極まりないそこでスタートボタンを復活するツールを紹介させていただきます。
①start menu reviver
Windows 8にタイルベースのスタートメニューを追加
「Start Menu Reviver」は、Windows 8に独自のスタートボタンとスタートメニューを追加できるソフト。Windows 7/8に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
インストールするとスタートボタンが追加され、マウスでクリックしたり[Windows]キーを押すことで、タイルが並ぶ独自のスタートメニューを表示できる。タイルをクリックすれば、あらかじめ登録したソフトやWindows ストアアプリなどを起動できる。
スタートメニューの右側にマウスカーソルを移動させると、インストールされているソフトなどが一覧表示され、クリックすれば各ソフトを起動可能。また、一覧から任意のソフトをタイル上へドラッグ&ドロップすることで、ソフトをタイルへ登録することが可能。タイルの位置は自由に変更できる。
タイルにはソフトだけでなく、ファイルやURLを登録することも可能。またスタートメニューからは、シャットダウンなどの電源操作や、ソフトの検索などを行うことも可能となっている。
②秀丸スタートメニュー
Windows 8では独自のスタートボタンをタスクトレイに表示可能
(有)サイトー企画は2012年10月13日、Windowsのスタートメニューをクラシック風にできる「秀丸スタートメニュー」のベータ版を初公開した。Windows8および同64bit版に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。また、今後シェアウェアとして公開予定の「秀丸スタートメニュー Professional」もベータ版が公開されている。なお、シェアウェア版の価格は現在未定。
「秀丸スタートメニュー」は、Windows 7のスタートメニューをクラシック風にできるソフト。Windows 8の場合は独自のスタートボタンがタスクトレイに表示され、クラシック風のスタートメニューを表示可能となる。また有償版の「秀丸スタートメニュー Professional」では、各種設定が可能となっている。
たとえば有償版では、スタンバイ・電源を切る・再起動のボタンが横一列に並んだ終了オプションを表示するようにしたり、スタートメニューの左側に任意のタイトルを表示するなど見た目をカスタマイズすることが可能。またWindows 8では、タスクバーに表示されるスタートボタンを、“スタート”というテキストのみにしたり、アイコンを付加するといったデザインの変更が行える。
hmstartmenu100b1_signed.exe | 32bit | Ver1.00β1 | 521KB | 2012/09/13 |
hmstartmenu100b1_x64_signed.exe | 64bit | Ver1.00β1 | 634KB | 2012/09/13 |
有償版の「秀丸スタートメニュー Professional」と同機能を持つフリーソフトもございます。↓↓
Windows® 8に従来のスタートメニューを追加する「Start Menu 8」
Start Menu 8 機能概要
Start Menu 8はWindows 8用のプログラムです。Windowsのスタートメニューに慣れており、Metroが使いにくいという方にお勧めの無料ソフトウェアです。
デスクトップに従来のスタートメニュー・スタートボタンを追加し、パソコン起動時にMetro画面を表示しないようにも設定できるので、Windows 8でも従来通りデスクトップ画面を表示できます。
Windows8にスタートボタン・スタートメニューを追加する最適なソフトウェアです。
Start Menu 8 機能
スタートメニュー
スタートメニュー(拡大)
設定画面
さらに手軽に使いやすく
Start Menu 8はスタートメニューをWindows 8に追加できるだけではありません。
Metroのスタート画面をスキップし、ダイレクトにWindows 8のデスクトップ画面を起動できます。
Metroとデスクトップ画面の切り替えも簡単
Windowsボタンを押すだけでMetroとデスクトップ画面の切り替えが簡単に行えます。
プログラムやファイルへもすぐにアクセス
スタートメニューがあれば、従来のようにプログラムを起動したり、ファイルを見つけることも簡単に行えるだけでなく、コントロールパネルや設定画面もすぐに表示できます。
プログラムとファイルの検索
Metroでもデスクトップでもプログラムとファイルの検索ができるので、仕事を効率的に進められます。
さまざまなカスタマイズが可能
お好みのプログラムをスタートメニューとタスクバーに設定できるほか、スタートボタンのデザインや、Windows 8で追加されたメニューのON/OFFも簡単にカスタマイズが可能です。
製品仕様
- バージョン:1.0.0
- ファイルサイズ:4.47MB
動作環境
- OS:Microsoft® Windows® 8
- ※日本語対応
Windows8 Enterprise 日本語版品番: : windows8レビュー数: : 商品価格: ¥39,800円 ¥5,800円 |
- 予約販売 Windows8 正規版5800.00円
- Microsoft Office 2010 Professional + 32bit 日本語版6800.00円
- Microsoft Office 2010 Professional + 64bit 日本語版6800.00円
- Microsoft Office 2010 standard 32bit 日本語版5800.00円
- Microsoft Office 2010 standard 64bit 日本語版5800.00円
- Microsoft Office Professional 2003 日本語版1500.00円
- Office Professional 2007 日本語版3800.00円
- Access 20103500.00円
- InfoPath 20103500.00円
- OneNote 20103500.00円
- Publisher 20103500.00円
- Project Professional 20104500.00円
- Project Standard 20103500.00円
- Visio Standard 20103500.00円
- Visio Professional 20104500.00円
- Visio Premium 20105500.00円
2012年07月19日
「Windows 8」の一般発売は2012年10月26日
同社は5月末にWindows 8の最後のプレリリース版である「Windows 8 Release Preview」の提供を開始し、Windows 8開発は8月第1週に登場する予定のRTM (製造工程向けリリース)を残すのみとなっている。最終製品は109言語で世界231の市場に提供される。来年1月末までは、Windows 7、Windows Vista、Windows XPからWindows 8 Proへのオンライン・アップグレードを39.99ドル、パッケージ版(DVD)アップグレードを69.99ドルのプロモーション価格で提供する。
米マイクロソフト本社のスタッフが教える、Windows 8のあれこれ
先日、マイクロソフトのアメリカ本社から来日したスタッフの方にWindows 8の概要について直接教えていただける機会がありました。
今回お話したのは、Windowsの開発に16年以上携わってきた米マイクロソフト本社のジェイソンさん。このようなかたちで日本にMS本社の方が説明に来てくれるのは初めてだそうです。ちなみにシャイなので写真はNGとのことでした...。
プレゼンテーションでは主にサムスンのSeries 7 Slateタブレットを使用。OSは現在一般にも公開されているRelease Preview版でした。なので特に新しい情報を教えてくれたわけではないですが、細かいところで色々と発見がありました。僕個人としてはタッチ操作のデバイスで初めてWindows 8に触れたのが大きかったです。
というわけで気になるところをいくつかまとめたのでどうぞ。
ロック画面
まず紹介してもらったのは、ユーザーが最初に目にするロック画面。ご存じの方もいるかと思われますが、Windows 8はWindows LIVEアカウント、PIN入力、そして画像とジャスチャーを使ったピクチャーパスワードという3つのログイン方法が用意されています。
なかでもピクチャーパスワードは、PCへのログインという普段はあまり意識しない動作に遊び心を与える新しい機能。プレゼンではジェイソンさんの姪っ子さんたちの画像を使ってデモしてくれましたが、確かにただログインするだけなのにほっこりとさせられます。こういうところでも以前のWindowsとは違うことを感じましたね。なんか人間味があります。
エッジがライブ
次にジェイソンさんが強調したのは「エッジがライブ」であること。これは、画面のエッジ(辺)にもタッチ機能が割り当てられているという意味です。
右のエッジからスワイプすると、以下のような「検索」「シェア」「スタート」といったナビゲーション用のメニューが現れます。
左のエッジをスワイプすると同時に開いているアプリを切り替えることができます。また、左から右に向かってスワイプし、指を左に戻す動作で起動中のアプリ一覧が表示されます。
そして上下のエッジはアプリ固有のメニューとなっています。例えばウェブブラウザの「IE10」だと上に現在開いているタブ、下にURLが表示されます。このメニューに何を置くかはアプリ開発者次第だそうです。
自分のノートPCにもWindows 8のRelease Preview版を入れているのですが、タッチ対応のPCではないので「エッジがライブ」という概念には気づきませんでした。このへんの使い勝手はタッチ対応したPCにやタブレットでこそ真価が発揮されそうですね。早く「Surface」が欲しい!
アプリ、コンテンツのピン留め
Windows 8ではアプリをスタート画面の好きな位置にピン留めすることができます。そこで今回教えてもらったのは、アプリ単位だけでなく、アプリ内のコンテンツごとにピン留めできるということ。例えばお天気アプリをピン止めするだけでなく「東京の天気」という特定の地域の天気をピン留めしたり、ブラウザでの特定の検索キーワードをピン留めすることができます。
ピン留めしたアプリや項目は好きなようにカテゴリ分けできるので、メトロUIの視認性の良さも相まって、スタート画面からだけでも多くの情報を得ることができるのがいいですね。
リソースの節約
ジェイソンさんの説明によると、バックグラウンドで起動しているアプリはサスペンド状態となってリソースを使わないように設計されているそうです。これはつまりメモリやバッテリーの浪費を防いでくれるということ。さらにFlashといったプラグインも同様に、使われていないときはサスペンドされるとのことです。
どんなデバイスでも滑らかに動くようUIのアニメーションにもかなり気を使ったそうですが、リソース面でも快適に動くOSを目指しているのがよくわかります。
そしてWindowsユーザーにお馴染みの「タスクマネージャー」も変わっていました。Windows 8からはタスクマネージャーの表示が「アプリ」と「プロセス」に別れていて、どのプロセスに問題があるかがわかりやすくなっています。また、上の写真でもわかるように、ヒートマップによって色の濃さでリソースを多く使っているものが一目でわかります。さらにアプリを入れてからどれだけリソースやデータ通信量を使用したかがわかるという新機能も搭載。
普段はあまり開きたくないタスクマネージャーまでここまでユーザーフレンドリーになっているのは正直驚きました。特にヒートマップでひと目で分かるのは便利ですね。
アプリ
Windows 8でストアから提供されるアプリには、数週間(正確な数字は未確定)のお試し期間が用意されるとのこと。数十分や数時間ではなく、しっかりアプリを使い込んでから実際に必要かどうかを選ぶことができるそうです。
メトロUIのアプリはWindows Storeからのみ販売、配布されるそうですが、デスクトップアプリは従来通りウェブからでも入手できるとのこと。なのでフリーウェア等のオープン性については特に心配無さそうです。
アプリは誰でも簡単にレビューできますが、匿名のレビューは禁止されています。また他のユーザーから参考にならないと判断されたレビューは、最終的な星の平均値に与えるインパクトも少なくなるそうです。
また、今回のWindows 8は通常版のほかにARMバージョンのWindows RTもリリースされます。ARM版向けのアプリ開発については、開発ツールの「Visual Studio」にチェックを入れるだけでARM版のアプリのコードを生成してくれるそうなので、OSのリリース時には多くのアプリが8とRTに両対応しているとジェイソンさんは話します。
アプリに関しては、個人的にはお試し期間がたくさんあるのがうれしいですね。これで有料アプリもガッツリ試してから購入の判断ができるのが安心だと思います。
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今回説明してもらって思ったのは、Windows 8は見た目だけでなく中身も細かいところで結構変わっているということ。プレゼンテーションでも「ユーザー体験の快適さ」をかなり強調しているのが印象的でした。そして実際に触らせてもらった感じだと、とても快適です。違うデバイスでも快適さはほとんど変わらないよう努力したそうですが、それは実際に発売してから色々と試してみたいところですね。
タッチスクリーンでのWindows 8のメトロUIの使い勝手に関しては、やはり他のタッチ対応OSと似ているところもありますが、もともとPC向けOSとしてのWindowsをうまく落とし込んでいると思いました。タッチ向けのUIでも、スマホ/タブレット専用OSではなく、あくまでPC向けOSといった感じ。
ちなみに、多くの人が気になっているであろうマイクロソフトの自社製タブレットPC「Surface」についても聞いてみましたが、「(本社がある) レドモンドの外には出ていない」としか教えてくれませんでした。でも、これだけの注目が集まっていることにはかなり喜んでいましたよ。
MS「Office 2013」で何が変わるか 「日本の“禅”に通ずるシンプルさ」
「デザインはシンプルだが何も妥協していない」――日本マイクロソフトは7月17日、カスタマープレビューを公開した次期オフィススイート「Office 2013」の新機能を説明した。同社のロアン・カン業務執行役員 Officeビジネス本部 本部長は「(Office 2013のデザインは)シンプルで最小限。日本の“禅”に通ずると思う」とし、新製品の狙いを語った。
Office 2013は、2010年に発売された「Office 2010」の後継ソフト。Windows 7以降を搭載したPC、スマートフォン、タブレット端末や、Windows Server 2008 R2以降で利用できる。カスタマープレビューは英語版、スペイン語版、日本語版の3種類が用意されており、正式版の提供は米Microsoftのオリジナルタブレット「Surface」のWindows RTモデル発売(=Windows 8の発売)と同時期になるとみられている。
Office 2013の最大の特徴は、タッチパネル搭載デバイスを含むさまざまな端末に対応するインタフェースだ。「コンテンツにフォーカスするため、画面遷移やボタンを極力排除した」(内田修 Officeビジネス本部 エグゼクティブプロダクトマネジャー)ほか、タッチインタフェースでの利用時には画面の右側に主要メニューを表示。タブレットなどから右手親指で操作しやすいよう工夫したという。
また「全てのOfficeの操作をタッチだけで行える」(カン氏)という「リングメニュー」を搭載。例えばOneNoteでのドキュメント作成時には、画面上に表示される「A」という円をタッチすることで、フォントの大きさや色などを直感的な操作で変更できるようになっている。
カン氏は「Office 2013のデザインはシンプルだが、何も妥協していない」と話す。ボタン類や画面遷移を減らして直感的な操作方法を拡充したことで、さまざまなデバイスへの対応を実現したという。「日本の禅にも通ずると思う。“シンプル”に徹した力がある」
同社のクラウドサービス「SkyDrive」との連係機能も搭載した。WordやExcelなどで作成した文書ファイルの保存先は、デフォルトでSkyDriveになっている(ローカルフォルダや他社オンラインストレージへの変更も可能)。ユーザーはWindows Liveアカウントを使ってOffice 2013にサインインすることで、複数のデバイスをまたがって編集作業を行えるという。
「統計によれば、世界中の4分の3以上の人々が2台以上のデバイスを保持している」とカン氏は指摘する。「日本のスマートフォンユーザーの割合は2011年には15%だったが、2012年の今となっては30%に達している。マルチデバイス化は止められない」と、Office 2013でマルチデバイス化に対応する狙いを説明した。
ソーシャルサービスとの連係機能も強化した。Outlookの「コンタクト」タブを「People」に名称変更。Windows Phoneで既に提供している連絡帳機能「People」と同様に、TwitterやFacebook、LinkedInなどの複数の連絡先を取り込んで一元管理できるようにした。
「市場は大きく変わっている。人々はさまざまなデバイスを介して直感的につながったり、クラウド経由で友達とコンタクトしたりするようになった。それを踏まえて次期バージョンのOfficeを開発した」とカン氏。新製品の完全なラインアップと価格体系は今秋発表される予定だ。
2012年07月15日
プロダクトキー一発表示してくれる無料ソフトがあります
windows7のプロダクトキーを紛失したが再インストールしたい
PC本体の裏にはってあったプロダクトキーシールを見あたらない
もう使わないPCからwindows7のプロダクトキーを取り出したい
Office2010 のプロダクトキーを忘れた、そんな時に下記サイトに紹介しているソフトを使って一発表示してくれますhttp://luckygoods.biz/
2012年07月14日
マイクロソフト、「Windows 8」ではフルリテール版を廃止か
Microsoftは「Windows 8」のフルリテール版(通常版)を販売しない方針だという噂が流れている。
もしこれが現実になったとしても(筆者がPaul Thurrot氏とともにホストを務めるポッドキャスト「Windows Weekly」で米国時間7月12日に話したように、今のところこの噂は1つの情報源からしか聞いていない)、抗議の列に並ぶ人がいるとは思えない。
Microsoftの表現だとフルリテール版とは、実店舗またはオンラインショップで販売される、アップグレード版ではないフルライセンスの「Windows」が梱包されたパッケージ製品のことだ。Windowsの場合、フルリテール版の製品は非常に高価なことが多い。たいていのユーザーは、新しいPCにプリインストールされているものを利用するか、ボリュームライセンスで購入するか、以前のバージョンのWindowsからアップグレードすることから、フルリテール版はあまり人気がない。Windowsをまだインストールしていないマシンのためにまっさらのフルリテール版を必要としていて、購入したいというユーザーはごくわずかだ。
Microsoftは、Windows 8で積極的なアップグレード価格を設定している。「Windows XP」「Windows Vista」「Windows 7」、そして、(「Windows 8 Pro」への移行時にいくつか注意すべき点はあるが)「Windows 8 Release Preview」のユーザーは、2013年1月31日まで「Windows 8 Pro」を39.99ドルで最大5本購入できるという(Microsoftがこの特別価格キャンペーンを継続し、期間が延びる可能性もある)。
フルリテール版を求めたり必要としたりしていたユーザー(PCを自作するユーザーなど)は、Windows 8のシステムビルダーライセンスを購入できるようになる。Microsoftの担当者は以前から、自作PCユーザーと、仮想マシンや別のパーティションにWindows 8をインストールするユーザー向けに、「Windows 8 Pro System Builder」を提供すると述べている。ただし、最小単位の価格については今のところ公表されていない。
また、一部のシステムビルダーは多少の戸惑いを感じている。というのも、Windows 8の新しいシステムビルダーライセンスでは、システムビルダーが商用に入手できる製品の数が5本までになると言われているためだ。ホワイトボックスベンダーとも呼ばれる小規模PCメーカーにとって、この制限は実際的ではない。また、IT部門で独自にカスタマイズしたPCシステムを構築したい企業にとっても、この制限は痛手となるだろう。
Windows 8のパッケージ、価格、ライセンス、配布計画について、Microsoftの広報担当者からはすでに公開されている内容以上の回答は得られていない。
2012年07月13日
Office 15の新機能と導入時に検討すべき3つのポイント
Office 15では、CSS、HTML、JavaScript、RESTを使って、「Agaves」というサードパーティーのWeb拡張機能を作成できるようになるといわれている。これは、Visual Basicや従来のOfficeアドオンに代わるアプローチだ。
また、タブレット向けのタッチインタフェースも導入される。iPad用のOffice 15がリリースされると予想(本当は「希望」)する声は依然として強いが、どうなるかは時間の経過を待つしかない。
※関連記事:iPad用Officeアプリも提供? 見えてきた「Office 15」の全貌
→http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1203/28/news05.html
Office 15での大きな変更の1つは、クラウドとの統合だ。このリークされた動画にあるように、Office 15では自分のドキュメントに「どこにいても必要なときに」アクセスできるという。ポール・スロット氏のレビューには、クラウド関連のOffice 15の機能を示すスクリーンショットが多数掲載されている。
Office 15に関して個人的に気掛かりなのは、Windows 8のMetroインタフェースを使用することだ。筆者はWindows 8 Consumer Previewを試しているが、個人的には「レスイズモア」(UIを少なくして、操作しやすくする)アプローチのファンではない。すっきりしたインタフェースは好きだが、必要なときにソフトウェアの機能に素早くアクセスしたいとも思う。
リークされた米Microsoftの製品ロードマップによると、Office 15のパブリックβのリリースは2012年夏の予定だが、最終的な製品リリースは年を越す可能性がある。しかし、光陰矢のごとし。今の環境にOffice 15をどのように統合するかを今から考え始める必要がある。特に検討すべきポイントは以下の3つだ。
・Office 15とWindows 8の導入を同時に行うか? 恐らくそのタイミングなら、長いことアップグレードの機会を待っていたコンピュータがあるだろう。
・Office 15の導入を計画して実施し、発生した問題に対応できるだけのリソースを社内で確保できるか? インタフェースの変更に伴うユーザートレーニングをどのように実施するか?
・クラウドコンピューティングとの統合は、情報セキュリティプログラムにどのように影響するか? 秘匿性の高いビジネス文書がクラウド内で適切に処理されるようにするポリシーやテクノロジーが、現在導入されているか?
Office 15の名称は、最終リリースでは「Office 2012」または「Office 2013」になると筆者は予想している。しかし、全体から見れば名称は大した問題ではない。重要なことは、企業はゆっくりと、しかし確実に、次期Officeを導入していくと考えられることだ。だが残念なことに、Office 2010の使い方をようやく理解し始めたのに、もう次のバージョンがリリースされるように感じてしまう。そう感じるのは筆者だけではないはずだ。
単に文書を作成するだけなら、Lotus AmiProやDOS版のWordPerfectのようなシンプルさがツールに求められることが多い。この手のプログラムなら、完全に使いこなせる。そんな意見は数え切れないほど耳にしているが、進化は避けられないのだろう。
自分なりにWordやPowerPointなどの新しいバージョンの使い方を学ぶのは、それほど楽しい話には思えない。しかし、Microsoftのほとんどのソフトウェアアップデートと同様に、使い方を覚えざるを得なくなるのは時間の問題だ。それがITの世界の宿命である。自身の文筆活動を考えると、Office 15の機能がいくらかでも生産性向上につながるのであれば、筆者はアップグレードするつもりだ。
米Yahoo!のデータ流出事件を受け、パスワード再使用に注意喚起(マカフィー)
マカフィー株式会社は7月13日、米Yahoo!のデータ流出事件を受け、基本的なセキュリティの必要性を再認識するよう注意喚起をブログで発表している。この事件は、Yahoo Voicesから大量のデータが流出し、400,000件以上のユーザネームとパスワードが合わせて平文で掲載されていたというもの。今回の情報漏えいは、脆弱性を持ったYahooのサーバ(dbb1.ac.bf1.yahoo.com)に対する基本的なSQLインジェクション攻撃。最近起こった他のケースと同様に、アカウントデータは暗号化されていない状態で保存してあったという。なお米Yahoo!では、流出したアカウント情報のうち、有効なものは5%ととしている。
今回の攻撃を仕掛けたとする「D33DS Co.」は、「このサブドメインのセキュリティを管理している組織が、今回の事件を脅威としてではなく、目を覚ますためのきっかけとしてくれることを願っている」といった声明を発表している。同社では今回の教訓として、改めてパスワードの再使用に関して注意をするべきとしている。特に、公開されているトラフィックの高いソーシャルシステムに同じパスワードを使用することは危険。今回の攻撃は主にYahooをターゲットとしているが、入手したデータの使用によりAOL、Microsoft、Google、Comcast、SBC Globalを使用する特定のユーザに被害を与えることも可能であるとしている。
2012年07月12日
マイクロソフト、Windowsガジェットの脆弱性発見で無効化ツールを公開
米マイクロソフトは11日(現地時間)、Windowsの「サイドバーとガジェット」機能を無効化するためのツール「Fix it」を公開した。サイドバーとガジェット機能にコードを実行できる脆弱性が見つかったことによる対応。
サイドバーとガジェット機能は、デスクトップに時計やニュースなどを表示するツール。マイクロソフトによると、今回発見された脆弱性を利用したセキュアでないガジェットを実行すると、任意のコード実行が可能となり、PCを完全に乗っ取られる恐れもあるという。この脆弱性が存在するのはWindows VistaとWindows 7で、XPは影響がない。
マイクロソフトがこの問題に対処するために配布を開始したFix itは、脆弱性を修正するのではなく、サイドバーとガジェット機能全体を削除するツール。一時的な回避策としており、今後は脆弱性を修正するパッチが公開される可能性もある。
一時的な対応とはいえ、機能そのものを削除するという対応は、すでにこの機能を使用しているユーザーがほとんどいないことを示している。マイクロソフトはガジェットを追加するためのWebサイトを運営していたがすでに閉鎖しており、また、Windows 8ではこの機能は廃止されている。
2012年07月10日
「Windows 8」RTM版は8月第1週にリリース、MicrosoftがWPCで初めて公表
Windows 8は8月に完成(RTM)、10月中に一般販売。Windows RTも同時
マイクロソフトがWindows 8 の提供時期を初めて正式に明らかにしました。カナダのWorldwide Partner Conference でWindows CMO 兼 CFO Tami Reller 氏が発表したところによると、Windows 8 は8月第一週の 完成(RTM) に向けて順調に作業が進んでおり、10月末までには一般から購入可能(GA)になります。
マイクロソフト、18日に大型発表を予告。独自 Windows RT タブレット公開?
8月第一週予定のRTMは、Windows語でRelease To Manufacturing の略。マイクロソフトでのOS開発が一段落し、ここで完成したイメージがOEM各社に渡されるマイルストーンを意味します。組み込みのWindows Storeが本格開店し有料アプリの販売が始まるのもRTMと同時。またボリュームライセンスを利用する法人顧客は、ソフトウェアアシュアランスを通じてこの時期からWindows 8 にアクセスできます。
このRTMをもとに各PCメーカーが自社製品への最終的な組み込みやテストをおこない、Windows 8 PCとして出荷できるのが GA (General Availability)。10月末までのGAでは(フル)Windows 8 PCとともに、ARM版のWindows RT採用製品も同時に発売になります。
またWindows 8 へのアップグレードが可能になるのも10月中。既報のとおり、今年6月2日以降に購入した対象Windows 7 PC またはDSP版ならば1200円でアップグレードできる優待プログラムが実施されています。またそれ以外でも、Windows XP 以降のPCからはダウンロード価格 39.99ドルでWindows 8 へのアップグレードが可能です。どちらも期間は2013年1月末日まで限定。
2012年07月06日
MS、簡単にフォトブックなどを作成できる「楽しもう フォト ウィザード」を無償公開
MS、簡単にフォトブックなどを作成できる「楽しもう フォト ウィザード」を無償公開
作れるアイテム
楽しもうフォト ウィザードは、あなたの撮った写真を使って、フォト ブック、フォト スクラップ、カレンダー、はがき/カードの作成が
できます。
フォト ブック旅行の写真をまとめたり、結婚式の写真をフォト ブックにしたり、自分で作っても、人にあげても楽しいフォト ブック。 | フォト スクラップあらかじめ配置されている写真を変えるだけで簡単にオリジナル フォト スクラップが作れます。 | カレンダー好きな写真を入れ替えるだけでオリジナルのカレンダーが簡単に作れます。 | はがき/カードグリーティングカードなど、小さい印刷物もテンプレートを使って手作りできます。 |
Microsoft Corporationは2日、「PowerPoint 2010」を使ってフォトブックやフォトスクラップ、カレンダー、写真入りはがき・カードを簡単に作成できるソフト「楽しもう フォト ウィザード」を公開した。Windows 7に対応するフリーソフトで、現在同社のダウンロードセンターからダウンロードでき、環境によっては「Visual Studio 2010 Tools for Office Runtime」が必要。
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30176
「楽しもう フォト ウィザード」は、写真とテンプレートを選ぶだけで、フォトブックやフォトスクラップなどを印刷できるPPTファイルを作成できるソフト。写真とテンプレートの選択はウィザード形式で行う仕組みで、PPTファイルの作成後に自動で「PowerPoint 2010」が起動し、レイアウトを調整したり印刷することが可能。
フォトブックやカレンダーを印刷する場合はサンワサプライやエレコムなどの専用用紙に対応しており、フォトスクラップは自由な用紙に印刷できる。また、写真入りはがき・カードは、はがきサイズの用紙ならどんな用紙でも印刷可能。
「PowerPoint 2010」でレイアウトを調整する際には、専用の[フォト]リボンが追加され、背景色や写真の位置の変更、写真の回転・トリミング・明るさの調整といった操作がリボンを切り替えずに行えるようになっている。また、[フォト]リボンからはテキストや装飾文字列などの挿入も可能。
Office2010 standard 及びOffice2010 Pro Plusはパワーポイントが含まれており、ディーエルソフトやラッキーグッズさんより激安入手できます。
2012年07月05日
Windows7をUSB起動でクリーンインストールしてみた
マイクロソフトから、Windows 7のISOイメージ・ファイルからインストールUSBメモリやインストールDVD(単にISOファイルをDVD-Rに焼いただけのもの)を作成する「Windows 7 USB/DVD Download Tool(WUDT)」ツールの提供が行われている。WUDTはWindows XP上でも実行可能で、Windows 7のISOイメージがあれば、簡単にインストールUSBが作成できる。
Windows 7 USB/DVD ダウンロード ツールを実行する前に、 激安ソフト屋のディーエルソフトやラッキーグッズさんから Windows 7 ISO ダウンロード版を購入し、Windows 7 ISO ファイルをハード ディスク上にダウンロード済みであることを確認してください。そしてWindows 7のインストールUSBメモリを作る
操作方法 |
以下のWebページの「Other Available Downloads」から「Windows7-USB-DVD-Download-Tool-Installer-ja-JP.exe」のリンクをクリックして、Windows 7 USB/DVD Download Toolのインストール・パッケージ(Windows7-USB-DVD-Download-Tool-Installer-ja-JP.exe)を適当な場所(%Windir%など)にダウンロードする(原稿執筆時点のバージョンは1.0)。
- Windows 7 USB/DVD Download Tool[日本語版あり](CodePlex)
Windows XP SP2/SP3の場合、事前に.NET Framework Version 2.0とImage Mastering API v2.0のインストールが必要となる。Windows7-USB-DVD-Download-Tool-Installer-ja-JP.exeの実行前に、以下のリンクからダウンロードして、インストールしておくこと(インストール後、再起動が要求される)。.NET Framework Version 2.0を新たにインストールした場合は、Windows Updateなどでセキュリティ・パッチを忘れずに適用することも忘れないようにしたい。
- Microsoft .NET Framework Version 2.0 再頒布可能パッケージ (x86)(マイクロソフト ダウンロード・センター)
- Windows XP 用 Image Mastering API v2.0 (IMAPIv2.0) (KB932716)(マイクロソフト ダウンロード・センター)
Windows7-USB-DVD-Download-Tool-Installer-ja-JP.exeを実行すると、簡単なウィザードに従うだけでWUDTがインストールできる。
[スタート]-[Windows 7 USB DVD ダウンロード ツール]-[Windows 7 USB DVD ダウンロード ツール]を選択してWUDTを起動すると、[ISOイメージ・ファイルの選択]画面が表示されるので、ここでWindows 7のISOイメージ・ファイルを指定する。WUDTは、あくまでISOイメージ・ファイルからインストールUSBメモリやインストールDVDを作成するツールなので、直接インストールDVDからインストールUSBメモリは作成できない。ISOイメージ・ファイルがない場合、インストールDVDの内容をISOイメージ・ファイルに一度変換する必要がある。仮想CD/DVDソフトウェアの中には、DVD-ROMの内容をISOイメージ・ファイルに変換する機能を持つものがあるので、こうしたツールを利用するとよい。例えば、「TIPS:Windows XP/VistaでVHDファイルをマウントする(Gizmo Drive編)」で紹介しているGizmo Driveを利用すれば、インストールDVDからISOイメージ・ファイルが作成できる。
WUDTの[ISOイメージ・ファイルの選択]画面 |
ここでWindows 7のISOイメージ・ファイルを指定する()。インストールDVDからは直接、インストールUSBメモリが作成できないので、事前にISOイメージ・ファイルに変換しておく必要がある。 |
次にメディアの種類を選択する。インストールUSBメモリを作成する場合、[USBデバイス]ボタンをクリックする。インストール先のUSBメモリを選択し、[コピー開始]ボタンをクリックすると、ファイルのコピーが開始され、ブートセクタなどの編集が自動的に行われる。なおUSBメモリはフォーマットされてしまうので、必要なデータなどが含まれていないものを用意すること。またWindows 7のインストール・ファイルの容量は約2.4Gbytesあるので、それ以上の容量のUSBメモリ(4Gbytes以上)が必要となる。
WUDTの[メディアの種類を選択する]画面 | |||
ISOイメージ・ファイルからインストールUSBメモリを作成する場合は、[USBデバイス]ボタンを、インストールDVDを作成する場合は、[DVD]ボタンをクリックする。 | |||
|
WUDTの[USBキーを挿入する]画面 | |||||||||
ここでUSBメモリを選択する。 | |||||||||
|
作成したインストールUSBメモリの内容 |
作成したインストールUSBメモリをWindowsエクスプローラで見ると、このようにインストールに必要なファイルがコピーされていることが分かる。 |
作成したインストールUSBメモリを、Windows 7をインストールしたいPCに差して起動すれば、Windows 7のインストーラが立ち上がる。この際、BIOSでUSBメモリから起動するように、起動デバイスの順番を設定する必要がある。BIOSによって設定方法は異なるが、通常、[Startup]または[Boot]といったメニューに起動デバイスの順番を指定する項目があるはずだ。USBメモリを差した状態でないと正しく設定できないBIOSもあるので、注意してほしい。
●Windows 7のインストール手順
1.USB差込口にWindows 7のインストールUSB-HDDを入れたまま再起動
2.メーカーロゴが表示されたら(ノートブック:F2キー)か(デスクトップ:DELキー)を連打してBIOS画面に入る
3.ブートの優先順位(First Boot Device)の設定画面でUSB-HDD(USBハードディスク)を最優先に変更し、設定を保存してからBIOS画面を出る
4.勝手に再起動がかかって、メーカーロゴの後に「Press any key to boot from …」と表示されるので適当にキーを押す
"Press any key..." が表示されている間に、どのキーでもいいので任意のキーを
押します。別の画面に切り替わるまでスペースキーなどを連打しても大丈夫です。
※ DVD-ROM からパソコンを起動できない場合は、
BIOS 設定の変更が必要な場合があります。
詳しくは CD/DVD boot するための BIOS 設定 をご覧下さい。
5. "windows is loading files..." と表示されます。
インストールに必要なファイルが読み込まれている段階なので、そのまま待ちます。
6. "Windows のインストール" が表示されます。
表示された言語とその他の項目を確認し、問題なければ [次へ] をクリックします。
※ 下の画面と同じ状態であれば問題ありません。
7. [今すぐインストール] をクリックします。
8. 「ライセンス条項をお読みください。」が表示されます。
Windows 7 を利用するには、ライセンス条項に同意する必要があります。
「同意します」にチェックを入れ [次へ] をクリックします。
ここでは、クリーンインストールをすることが前提なので、
[新規インストール (カスタム)] を選択します。
10. パソコン上の物理ドライブ、およびパーティション構成が表示されます。
今回は、パーティションを作成せずにインストールしますので、
そのまま [次へ] で進みます。パーティションを作成する場合は、
[ドライブオプション (詳細)] をクリックします。
※ [ドライブオプション] に関しては、Windows Vista と
基本的には変わりませんので、詳しくは【こちら】をご覧ください。
11. セットアップが開始されます。
以下の順番でセットアップが進みます。
- Windows ファイルのコピー中
- Windows ファイルの展開中
- 機能のインストール中
- 更新プログラムのインストール中
- インストールの最終処理の実行中
12. "Windows のセットアップ" が表示されます。
画面の指示に従ってセットアップを続行します。特に難しい作業はありません。
以下の順番で項目を設定します。
- ユーザー名とコンピューター名
- パスワードとパスワードのヒント
- プロダクト キー
- 自動更新の設定
- 時刻と日付の設定
- ネットワークの設定
設定完了後、しばらくすると Windows 7 が起動します。